【本日の見通し】米消費者物価指数をにらむ展開 21時半に発表される8月の米消費者物価指数をにらむ展開。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)は金利据え置きをほぼ完全に織り込んでおり、今回の結果の影響は限定的と見込まれている。ただ、11月もしくは12月に追加利上げを行うかどうかについては、市場の見方が分かれている。著名Fedウォッチャーである米WSJ紙記者が今後の追加利上げが必要かどうか厳しい議論が行われると、据え置きを示唆する形で発言を行っているが、今回のCPI次第では利上げが必要との見方が強まる可能性がある。短期金利市場の織り込みを見ても、年内据え置きが過半数を超えているものの、利上げ期待もそれなりに残っており、意見が分かれている状況。それだけに利上げの必要性に直結する物価動向への注目度がかなり高い。 市場予想は総合指数が前年比3.6%と7月の3.2%から上昇する見込みなのに対して、食品とエネルギーを除くコア指数は4.3%と7月の4.7%から鈍化見込み。今回はガソリン価格が大きな減少幅縮小となることが見込まれており、総合指数を押し上げると見られるている(米エネルギー情報局全米全種小売価格ベースで前年比を比べると-21.1%から-3.4%、CPIベースでも同様の減少幅縮小が見込まれる)。コア指数の伸び鈍化が予想通りもしくはそれ以上に強まると利上げ期待が後退する一方、コアの伸び鈍化が抑えられ、総合の伸びが強まっていると、利上げ期待につながりドル高となる可能性。 MINKABU PRESS 山岡和雅
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。