小反落、米原油在庫の増加で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=88.52(-0.32 -0.36%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や製品の在庫が増加したことが重しとなり、利益確定の売りが優勢となった。原油生産量が日量1290万バレルまで増加し、2020年以来の高水準を更新したほか、輸入の拡大や輸出の減少が原油在庫を押し上げた。ただ、製油所稼働率は93.7%まで上昇し、定期改修に入る製油所は今のところ限定的。
 
 時間外取引で10月限は89.64ドルまで上昇し、年初来高値を更新。その後は上げが一服し、通常取引にかけてはマイナス圏で推移する時間帯が多かった。一時88.29ドルまで下落。ただ、下げ幅は限定的だった。


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