【これからの見通し】週明けは現状維持に、ドル高地合い継続

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】週明けは現状維持に、ドル高地合い継続

 週明けは先週末からのドル高地合いが継続している。ただ、東京市場では一段のドル高の動きは一服しており、概ね揉み合い商状となっている。現状維持での取引が続いている。

 ドル円は148円台前半を中心に推移しており、下値が堅くも、上値には慎重といった値動きが続いている。植田日銀総裁の緩和維持姿勢の堅持を背景に、日米金利差拡大観測が下支えとなる一方で、極端な円安相場には政府・日銀の介入が警戒される状態となっている。短期的なボラティリティーはうまく抑制されている格好。

 ユーロドルは1.06台半ばでの推移。FOMCのタカ派姿勢堅持に対して、ECBはそろそろ金利のピークアウト感が出始めている状況。声を大にして追加利上げの必要性を謳う状況にはなっていない。ドイツ経済の低迷が相場心理に影響を与えており、その意味ではきょうのドイツIfo景況感指数の数字が注目されそうだ。前回の85.7に対して、今回の市場予想は85.2に低下することが見込まれている。

 ポンドドルは1.22台半ばでの推移。先週の英金融政策委員会(MPC)では5対4の僅差で据え置きが決定された。直前に発表された英消費者物価指数が予想を下回る伸びにとどまったことが影響していた。市場では利上げ打ち止め感も広がっている状況。対ドルのほかに、対ユーロでもややポンド売り圧力が優勢になっている。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、上記のドイツIfo景況感指数(9月)のほかに、トルコ設備稼働率(9月)が予定されている。主要な英米経済指標の発表は予定されていない。

 発言イベント関連では、植田日銀総裁や内田日銀副総裁の予定を通過したあとは、ラガルドECB総裁が欧州議会経済通貨委員会公聴会に出席、シュナーベルECB理事が講演を行う予定。NY終盤にはカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演イベントも予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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