【これからの見通し】きょうで9月相場は終了、10月に向けた動きを探る

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】きょうで9月相場は終了、10月に向けた動きを探る

 9月相場はドル高の流れが中心だった。米FOMCでの年内あと1回の利上げ、来年の金利水準見通し引き上げなどを受けて高金利が長期間持続するとの観測が市場に広がったことが背景。加えて、原油相場の高騰や米債務上限問題を受けて米債が売られやすくなったことも利回り上昇を招いた。

 しかし、きのうは月末・四半期末を控えていることもあって、調整の動きが広がった。米債利回りの上昇や原油の上昇が一服。株式市場も総じて反発した。為替市場ではドル買いの流れに調整が入った。ドル売り傾向は本日も続いている。ドル円相場にとっては150円の節目が目前に立ちはだかっており、おのずと介入警戒感が高まりやすい水準になっている。

 足元のドル安の動きが9月末の調整にすぎないのか、あるいは10月に向けた新たな流れとなるのか。きょうは一連の米経済指標結果をチェックしながらの相場展開となりそうだ。

 海外市場の経済指標発表は、KOFスイス先行指数(9月)ドイツ雇用統計(9月)香港小売売上高(8月)ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(9月)ブラジル雇用統計(8月)南アフリカ貿易収支(8月)カナダ実質GDP(7月)米個人所得・支出(8月)米PCEデフレータ(8月)米卸売在庫(速報値)(8月)米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(9月)米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(9月)など。

 ユーロ圏消費者物価速報は前年比+4.5%の予想で、前回の+5.2%から伸びが鈍化する見込み。米PCEデフレータは前年比+3.5%の予想で、前回の+3.3%から伸びが加速する見込み。

 発言イベント関連では、ラガルドECB総裁、バスレ・スロベニア中銀総裁、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、ビスコ伊中銀総裁、カザークス・ラトビア中銀総裁、ウィリアムズNY連銀総裁などの発言機会が予定されている。ラガルドECB総裁はIEA会議「世界的なエネルギー転換期における欧州の競争力と金融安定性」に出席する。エネルギーインフレと今後の金融引き締め見通しについての発言が注目されそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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