きょうもドル円は150円手前での振幅が続いている。東京時間早朝の薄商いの時間帯に一時150.15円付近まで上昇する場面が見られたものの、直ぐに押し戻されている。ただ、下押す動きもない中で、149円台後半での神経質な値動きが続いている状況に変化はない。 介入警戒感は引き続きあるものの、現状は財務省の介入が正当化されるほどボラティリティは高まっていない。今週は来週のFOMCに向けて委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っているが、先週のパウエルFRB議長の講演内容からすると、今回は利上げは見送るものの、追加利上げはもうないとの市場の観測には一石を投じていたようだ。来週のFOMCはその通りの内容になるのではとの見方がコンセンサスになっている。 ただ、ドル円についてはむしろ、FOMCの前にある日銀決定会合に注目が集まっている模様。展望レポートでのインフレ見通しの上方修正は市場もほぼ確実視しているようだが、それに伴ってイールドカーブ・コントロール(YCC)も修正するのではとの思惑が広がっている。 その場合、短期的に積み上がっている円ショートの巻き返しが過度に加速する可能性は警戒される。 USD/JPY 149.89 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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