ユーロドルは下値模索 ECB理事会は予想通り据え置き PEPPも議論せず=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ユーロドルは再び下値模索の展開を見せており、1.05ドル台前半まで値を落としている。きょうの下げで本日1.0560ドル付近に来ている21日線を下回っており、明日以降、1.05ドル割れを試しに行くか注目される。この日の米GDPは強い内容だったものの、為替市場はドル売りの反応を見せたことで、ユーロドルも1.05ドル台半ばまで下げ渋っていたものの上値を抑えられている。

 この日はECB理事会が開催され、予想通りに中銀預金金利を4.00%に据え置いた。ECBは声明で「金利をこの水準で十分に長く維持すれば、インフレを目標の2%に戻すことに大きく貢献するだろう」とあらためて強調し、2022年7月から10回連続の利上げサイクルの終了を示唆している。ただ、ECBは金利据え置きは今後の利上げは一切ないという意味ではないと説明したが、市場は終了と見ているようだ。

 市場の注目はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)で購入した資産の早期縮小だったが、こちらも議論はしなかったとし、2024年末の再投資停止を再確認と繰り返し述べていた。再投資で恩恵を受けているイタリア債が上昇(利回り低下)し、ドイツ債の利回り格差は2.00%ポイント未満に縮小した。利下げについては時期尚早と否定。

EUR/USD 1.0533 EUR/JPY 158.47 EUR/GBP 0.8693

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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