きょうの為替市場、NY時間に入ってドル円は急速に売られている。一時149.85円近辺まで上昇して始まったものの、その後に急速に下落し、148円台まで一時下落している。 日銀は明日開催の決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の再修正を議論すると伝わった。日本経済新聞が電子版で伝えた。現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力だという。米金利上昇を背景に日本の長期金利は1%に迫っている。日銀が金利を抑えつけることで、市場機能のゆがみが膨らむ事態を避ける狙いがある。また、連続指し値オペの運用などを改めることを検討するという。 明日の日銀決定会合では展望レポートではインフレ見通しの上方修正が確実視されていたが、YCCについては見方が分かれていた。 ただ、市場の一部からは、報道通りに日銀がYCCを再修正したとしても、一時的な反応に留まり、ドル円は底堅い推移が続くとの見方も出ている。円には引き続き逆風が吹き付けるという。日銀が1%前後まで10年債利回りの上昇を容認したとしても、米10年債利回りは日本国債に比べ3.89%ポイントほど高い。過去5年間の平均が約2%ポイントだったことを考えると、依然として魅力的なスプレッドだと指摘している。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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