米長期金利が一時5%台に乗せたが、金相場の反応は限定的だった。これまで金は米 長期金利との間に強い逆相関関係を見せていたが、その関係性が崩れている。これが地 政学リスクの影響であれば、大きな問題はない。しかし、仮に米国債増発による国債需 給の緩み、財政問題を警戒した動きだと、米長期金利上昇と金相場高が共存するいびつ なマーケット環境に移行することになる。いわゆる悪い金利上昇の発生だと、歳出削減 で対応を進めると景気リスクが高まり、放置すると金利上昇で景気リスクが高まること になる。一時的な逆相関の乱れに留まるのか、注意が必要な状況になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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