[本日の見通し]石油=上昇、米国債安・ドル安を待ち構える段階か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年3月限は上昇。ただ、夜間取引の段階で上げは一
服している。
 8月の中国の米国債保有残高は8054億ドルまで縮小し、14年ぶりの低水準に迫
っている。一時期、世界最大の米国債保有国だった中国の米国離れは明らかであり、米
国債安も鮮明である。昨日、米長期債利回りは4.99%付近まで上昇し、2007年
以来の高水準を連日で更新した。ウクライナだけでなく、イスラエル支援で米国の財政
は一段と悪化する公算だが、米国の資金を支えてきた世界は変化しており、米国債市場
は不安定化している。米利回り上昇を手がかりとしたドル高見通しが反転し、米国債
安・ドル安パターンがみられるようになると、ドル建てで取引されるコモディティを押
し上げるのではないか。主要なコモディティがドル建てで取引される利点を米国は長年
に渡って享受してきたものの、ドル建て取引による弊害を目の当たりにするリスクが高
まっている。
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.82ドル高の89.19ドルで
推移。本日これまでのレンジは88.96〜89.45ドル。
 原油3月限の予想レンジは8万0300円から8万1100円、ガソリン先限は7万
4500円から7万5500円、灯油先限は7万2500円から7万3500円。
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