プラチナ午前=プラチナ先限が小反落、金軟調が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ先限が小反落。プラチナは米国債の利回り
低下などを受けて買い優勢で始まった。その後は、金軟調を受けて先限が小幅安となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが5円安〜17円高、プラチナミニが
10.0円安〜25.0円高、プラチナスポットが30円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが3404枚、プラチナミニが360枚、
プラチナスポットが984枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安も金軟調が圧迫】
 プラチナは金軟調につれ安となった。イスラエルのガザ侵攻の後ずれを受けて金に利
食い売りが出た。ただ米国債の利回りが低下し、ドル安に振れたことが下支えになっ
た。中東情勢の行方と米国債の利回りの動向を確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で4312円で戻りを売られた。ニューヨーク市場での上げ
一服に上値を抑えられた。円相場は1ドル=149円台後半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の893.50ドルから、ドル安を受け
て堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは896.30ドル、パラジウムが1125.50ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが893.30ドル、パラジウムが
1097.50ドル。
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