23日の原油相場は大きく下げたが、何か大きな材料が浮上した結果というよりも、 何も材料が浮上しなかった結果である。マーケットが警戒しているのは、中東情勢にイ ランが巻き込まれる事態であり、そのカギを握るのがイスラエルのガザ地区に対する地 上軍投入の有無であることは間違いがない。ただ、週末はガザ地区に対する物資搬入を 巡って混乱がみられたものの、地政学環境に大きな変化は見られなかった。週末を無難 に消化したことに伴う利食い売りが優勢になっている。引き続き中東からの原油供給に 混乱は見られないが、イランはガザ地区への地上軍投入を行わないように繰り返し警告 を発しており、その警告が無視された際にどのような展開になるのかは見通しが立たな い状況にある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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