石油市況=原油は総じて続落、円高や海外原油の続落で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/04   75,000     ±0  2024/04   73,000     ±0  2024/03   79,010 -1,000
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 12月限 85.75 ドル +0.26
ブレント原油   夜間取引 期近 12月限 90.10 ドル +0.27
ドル・円相場 15:15 現在   149.60 円  前営業日比  0.33 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて続落。為替が1ドル=149円台半ばまで円高に振れる
なか、前日の海外原油先物が続落したことに圧迫された。またこの日のアジアの時間帯
の夜間取引もさらに軟化している。またこの日のドバイ原油の現物も朝安後にさらに軟
化している。
 原油は主要限月では4ケタ安となる限月もあった。ガソリン、灯油はともに約定せず
に値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油は出来ず。原油が1040円
安〜340円高。中京ガソリンは変わらず〜1600円高、灯油は出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2349枚。中京
ガソリンが4枚、中京灯油が0枚。

【原油3月限は高下後引けで7万9000円台維持】
 東京石油市場は原油は総じて続落。国内夜間取引の序盤は上伸したものの、そこでこ
の日の高値を付けると、その後は上げ幅を失う展開。そのあと前日の安値を割り込むと
下げ足を加速した。後半にこの日の安値を付けたあとやや戻したが、日中取引では再び
上値が重くなった。
 原油の6番限となる3月限は、国内夜間取引の序盤にこの日の高値8万0750円を
付けた後その上げ幅を失って、前日の引け値に近い8万円の節目割れから下げ足を加速
させた。安値は7万8770円まであったが、その後はやや戻して、日中取引では7万
9000円台前半で上値の重い展開となった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。12月限は、午後3時15分現在、
前日比0.26ドル高の85.75ドル辺りで推移。

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