ゴム市況=RSS3号はまちまち、中盤から地合いを緩める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                  RSS3                      TSR20
    2023/10     2024/03      2024/09         2023/11       2024/10
  378.4  0.0    256.0  + 0.6   260.0  + 5.0    223.0   0.0    220.0   0.0
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    上海ゴム    1月限   14,475  + 5   (午後3時15分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、夜間取引の買い先行の流れを引き継い
だうえ、上海夜間が小じっかり推移したことや株高を好感し、水準を引き上げた。た
だ、中盤以降は、日中取引の上海ゴムが一時売りが先行したことから、地合いを緩め、
一部限月はマイナスサイドに沈んだ。TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は、前営業日比2.9円安〜5.0円高、活発限月の3月限は同
0.6円高の256.5円、期先2024年9月限は同5.0円高の265.0円、総
出来高は2957枚。TSR20の帳入値は全限が同変わらず。
【3月限の修正高は続かず】
 今日のJPXゴムRSS3号は、まちまちとなった。活発限月の3月限は、直近の下
落に対する調整場面となり、一時264.0円まで上昇したが、上海ゴムが地合いを緩
めると、一転して売りが先行し、終盤には254.0円まで下落。高値から10円も値
を削る場面があった。終値では、プラスサイドを維持したものの、戻り売り圧力は強い
ようだ。
 現状、20日の安値251.2円〜250円付近が支持なるとみるとみると、250
円をしっかり割ってしまうと、240円まで支持らしい支持は見当たらない。250円
割れでは、売りが加速する可能性がありそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、、RSS3号は方向性なく推移し、2.1セント安〜0.8セ
ント高、TSR20は総じて売りが優勢となり、0.5セント安〜0.4セント高。

 上海ゴムは総じて小高い。中心限月の1月限は、夜間取引では買いがやや優勢とな
り、前日比30元安の1万4500元で取引を終えた。日中取引に入ると、中盤にかけ
て売りが先行し、一時マイナスサイドに沈んだ。ただ、終盤に持ち直し、1万4500
元付近まで上昇している。

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