ゴム午前=自律反発場面、中盤は上海高もJPXゴムRSS3号は伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、自律反発場面。寄り付きでは、前日からの自律反発の流れを引き
継いだうえ、上海夜間高や株高を受けて、買いが先行した。ただ、中盤に入ると、日中
取引の上海ゴムは上昇しているものの、JPXゴムRSS3号は、夜間取引から水準を
引き上げた反動から、伸び悩みをみせている。TSR20は出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比4.0〜6.9円高。活発限月の期
中3月限は同4.9円高の261.4円、期先9月限は出来ず、推定出来高は938
枚(前日夜間取引含む)。

【徐々に上値が重くなる】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、前日からの自律反発場面が継続している。活発
限月の3月限は、19日に一代の高値となる276.9円まで上昇後、23日の安値2
51.2円まで25.7円も急落となった。
 昨日から直近の急落に対する自律反発となっている。ただ、活発限月の3月限は、前
日、そして今日と戻りは264.0円で抑えられている。産地相場も伸び悩みを見せ始
めたことから、節目の265円の手前では、戻り売りが待ち構えていたようだ。直近の
急騰は、踏み上げと相場とみられるだけに、戻り一服となれば、売り圧力が強まりそう
だ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は1月限のみ約定し、0.2セント高、TSR20
は買いが優勢となり、0.6〜1.8セント高。

 上海ゴムは続落。午前11時00分現在、指標限月の2024年1月限は、前営業日
比175元高の1万4660元となっている。

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