［今夜の視点］海外原油＝反発か、引き続きテールリスクを意識

　時間外取引でニューヨーク原油１２月限は前日比０．３２ドル安の８３．４２ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは８３．３８〜８３．９３ドル。
　今晩の海外原油は反発か。イスラエル軍はガザ地区への侵攻を見送っている一方、ガ
ザ地区への爆撃を継続しており、英セーブ・ザ・チルドレンによると２０００人超の子
供が死亡した。パレスチナ国家の樹立を目指してパレスチナ人の支援を続ける周辺国の
イスラエルに対する憎悪は蓄積されており、テールリスクを意識する局面が続いてい
る。イスラエルと武装組織の衝突だけでは中東からの石油供給が滞ることはなさそうだ
が、親パレスチナの国々の介入の可能性は排除できない。地下都市に潜伏している武装
組織ハマスの掃討ではなく、地上の一般市民の虐殺が続いている現状からすると、緊迫
感が緩んだとは到底言えない。
＜今夜の予定＞
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 設備稼働率 2023年10月（トルコ中央銀行）
◆ ドイツ ◆
【経済】17:00 景況感指数 2023年10月（ifo）
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】23:00 新築住宅販売 2023年9月（商務省）
【工業】23:30 週間石油統計（EIA）
◆ カナダ ◆
【経済】23:00 政策金利発表（カナダ銀行）
MINKABU PRESS

• ＜シカゴコーン＞テクニカルポイント
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• ＜シカゴ小麦＞テクニカルポイント
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• ＜ＩＣＥ粗糖＞テクニカルポイント
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• ＜シカゴ大豆＞テクニカルポイント
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• ＜シカゴ大豆油＞テクニカルポイント
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