−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/11 1,293.00 1,301.25 1,278.00 1,288.25 - 7.00 2024/01 1,312.75 1,320.75 1,297.50 1,308.50 - 6.00 2024/03 1,324.50 1,332.75 1,310.25 1,321.75 - 4.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 296,665 288,342 814,726 (+ 499) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(10月31日−11月4日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は7.00〜1.50セント安。中心限月の 1月限は6.00セント安の1308.50セント。 乾燥が懸念されていた南米産地で降雨が発生したことや、米ドルに買い一巡感が強ま りながらも高止まりしていることが弱材料視され売り優勢で運ばれた。米農務省(US DA)は大口成約を発表したが、市場の反応は限られた。 期近1月限は1312.75セントで取引を開始した後はアジア株高に支えられて 欧州の時間帯の時間外取引終盤まで1311セントを下値支持線とする高もみとなり、 このなかで1320.75セントの高値を付けた。シカゴの時間帯を迎えると急速に値 を落として一気に1300セントを割り込み1297.50セントの安値を付けた。す ぐに買い戻されたものの1310セントを超えると上値が重くなり、終盤には再び売り 直されて引けた。 米農務省(USDA)は中国向けで23/24年度積み12万6000トンの大豆の 大口成約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 プレーンズではモンタナ州で荒天となり、氷雨や強風が発生。気温も低下している。 ただ、この雨は発芽中の小麦にとって慈雨となっている。南部ではテキサス州から カンザス州にかけてまとまった雨量を伴う降雨が発生。プレーンズ中部および南部の雨 で農作業のペースは鈍化しているが、ここ最近植え付けれた小麦にとっては恵みの雨と なっている。 コーンベルトでは、コーン及び大豆の収穫が行われている北部では低めの気温が広が っている。一方、中西部のその他の地域では暖かな気温が広がっている。南部および 東部では降雨により収穫作業ペースが鈍化しているが、ミズーリ州などで作付されたば かりの小麦にとって恵みの雨となっている。 米国南部では高めの気温となり降雨の発生がないなか収穫作業が進行しているが、こ れにより表土の土壌水分はさらに乾燥が進んでいる。 今後はロッキー山脈北部からノースダコタ州にかけてまとまった降雪が見られるもよ う。週後半にはプレーンズ北部の一部地域では最低気温はマイナス17℃前後まで低下 する見込み。一方、テキサス州中部からオハイオバレー下流にかけての地域では降雨が 見込まれる。コーンベルトでも25〜50ミリ程度の雨量が発生し、収穫ペースが鈍化 するものの、表土の土壌水分が回復するだろう。 6〜10日予報に関しては、10月30日〜11月3日にかけて多くの地域で気温、 雨量共に平年以下〜平年並に留まる見込み。 大豆製品は、大豆粕は軟調な大豆に追随安となった。一方の大豆油は大豆粕とのスト ラドルに絡んだ買いや原油高が強気材料視されたため堅調で終了。大豆粕12月限の終 値は前日比5.00ドル安の429.20ドルだった。 今日の材料 ・コーン及び大豆の収穫が行われている北部では低めの気温が広がる。 ・中西部のその他の地域では暖かな気温が広がる。 ・コーンベルト南部および東部では降雨により収穫作業ペースが鈍化しているが、 ミズーリ州などで作付されたばかりの小麦にとって慈雨となっている。 ・今後5日間、コーンベルトでも25〜50ミリ程度の雨量が発生し、収穫ペースが 鈍化するものの、表土の土壌水分は回復へ。 ・USDAは中国向けで23/24年度積み12万6000トンの大豆の大口成約を 発表。 MINKABU PRESS
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