[今夜の視点]金・銀=ECB理事会や米GDPを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、予想以上の米新築住宅販売
が圧迫要因になったが、中東情勢の先行き懸念を受けて押し目は買われた。アジア市場
では、朝方の1981.93ドルから、堅調となった。午後に入ると、1989ドル台
まで上昇した。
 イスラエルのガザ侵攻が近いとの見方を受けて堅調となった。ただ米軍の防空システ
ム配備まで遅らせることで合意しており、ドル高に振れると、利食い売りが出る可能性
がある。今夜は欧州中央銀行(ECB)理事会や、第3四半期の米国内総生産(GD
P)速報値などの発表がある。

<今夜の予定>
・金融政策理事会(ECB)
・米国内総生産 2023年7-9月期速報値(商務省)
・米卸売在庫 2023年9月速報値(商務省)
・米耐久財受注 2023年9月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2023年9月(全米不動産協会)
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