プラチナ午前=プラチナは続伸、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはまちまちで始まった。
その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて地合いを引き締めた。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 新甫2024年10月限はプラチナが4308円、プラチナミニが4315.5円で
それぞれ発会した。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが変わらず〜24円高、プラチナミニ
が11.5〜29.0円高、プラチナスポットが27円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが6010枚、プラチナミニが543枚、
プラチナスポットが784枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは予想以上の米GDPが圧迫】
 プラチナは予想以上の米国内総生産(GDP)が圧迫要因になった。第3四半期の米
国内総生産(GDP)速報値は前期比4.9%増と約2年ぶりの高い伸びとなった。た
だコア個人消費支出(PCE)指数の伸びが鈍化し、ドル高が一服したことは下支え要
因である。
 プラチナ先限は4308円で発会したのち、4341円まで上昇した。ドル建て現物
相場の堅調が支援要因になった。円相場は1ドル=150円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の906.53ドルから、ドル高と
なったが、金の押し目を買われたことが下支えになった。
 午前11時現在、プラチナは907.30ドル、パラジウムが1134.50ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが901.10ドル、パラジウムが
1122.50ドル。
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