金・銀午前=金が反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金、銀は下落。金は円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場
の戻りを売られたことに上値を抑えられた。銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優
勢となった。
 新甫2024年10月限は金標準が9597円、金ミニが9587.0円、銀が
115.0円でそれぞれ発会した。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が68〜14円安、金ミニが25.0〜
18.5円安、ゴールドスポットが14円高、銀が0.6円安。
 午前11時3分現在の出来高は、金が3万5257枚、金ミニが6168枚、ゴール
ドスポットが5237枚、銀が8枚。
【NY金はドル高一服で押し目を買われる】
 金は予想以上の米国内総生産(GDP)を受けて売り優勢となったが、ドル高が一服
すると、押し目を買われた。第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値は前期比
4.9%増と約2年ぶりの高い伸びとなった。底堅い労働市場を背景に堅調な個人消費
が主導した。ただコア個人消費支出(PCE)指数が2.4%上昇と前四半期の3.7
%から鈍化し、米国債の利回りが低下すると、ドル高が一服した。一方、欧州中央銀行
(ECB)は政策金利を据え置いたほか、1兆7000億ユーロのパンデミック緊急購
入プログラム(PEPP)について、来年末まで継続すると改めて表明した。
 サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などのアラブ諸国の外相は、イスラエ
ルが激しい砲撃を続けているパレスチナ自治区ガザで民間人が標的にされ、「明白な国
際法違反」が行われていると非難する声明を発表した。イスラエルのガラント国防相
は、条件が整えばパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻が実施されると述べた。さらに、
イスラエルはガザを実効支配するイスラム組織ハマス以外との戦闘に関心はないという
認識も示した。バイデン米大統領は、中東地域で米軍部隊を攻撃の標的にしないよう、
イランの最高指導者ハメネイ師に「直接メッセージ」を伝えた。イスラエルのガザ侵攻
の行方と各国の反応を確認したい。
 金先限は9598円で戻りを売られた。ドル建て現物相場の戻りを売られた。円相場
は1ドル=150円台前半の円高に振れた。銀先限は112.8円まで下落した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、予想以上の米国内総生
産(GDP)を受けて売り優勢となったが、ドル高が一服すると、押し目を買われた。
アジア市場では、朝方の1984.77ドルから、ドル高を受けて軟調となったの
ち、押し目を買われたが、上げ一服となった。
 午前11時現在、1985.33ドルで推移。銀は2280セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1985.05ドル、銀が2291セント。

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