ゴム午前=下落、上海ゴムの大幅安を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、下落。寄り付きでは、上海夜間が大幅安となったことを受けて、
売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが引き続き軟調に推移しているこ
とから、売り優勢で推移している。TSR20は出来ず。

 午前11時28分現在のRSS3号は前営業日比7.6〜1.4円安。活発限月の期
中4月限は同4.9円安の253.9円、期先10月限は出来ず、推定出来高は
1026枚(前日夜間取引含む)。

【4月限は250円の攻防が視野に入る】
 午前中のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムの大幅安を受けて、大きく水準を引き下
げつ限月が目立っている。活発限月の4月限は、一時253.3円まで下落する場面が
あった。10月23日の取引でも253.3円で反発しており、同水準は現状、支持と
なっている。
 この価格を割りむと、節目の250円の攻防になる。250円も割ってしまうと、
10月中旬からの急伸のスタート地点である240円まで特に目立った支持は見当たら
ない。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず、TSR20は売りが先行しており、
3.1〜2.2セント安。

 上海ゴムは続落。午前11時00分現在、指標限月の2024年1月限は、前営業日
比325元安の1万4190元となっている。

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