(NY時間15:23) ソーラーエッジ<SEDG> 72.92(-2.87 -3.79%) 太陽光発電関連のイスラエルのソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益が予想外の赤字となったほか、売上高も予想を下回った。 同社は、市場環境が低迷しており、特に欧州での流通チャネルにおける同社の製品在庫が高水準に達していると説明した。それを受けて第4四半期のガイダンスも予想を下回る売上高見通しを示したほか、粗利益率も1桁台への低下を見込んだ。 アナリストからは、第4四半期の売上高見通しが期待外れで、特に欧州での需要低迷がまだしばらく続くとの懸念から、投資判断と目標株価の引き下げが相次いでいる。 株価は一時63.25ドルまで下落し、16%の大幅安となっていたが、終盤になって下げ渋る動きも見せている。 (7-9月・第3四半期) ・1株損益(調整後):-0.55ドル(予想:+0.95ドル) ・売上高:7.25億ドル(予想:7.33億ドル) ・粗利益率(調整後):19.7% (10-12月・第4四半期見通し) ・売上高:3.0~3.5億ドル(予想:7.2億ドル) ・粗利益率(調整後):5~8% (通期見通し) ・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95ドル)(予想:0.91ドル) ・売上高:57~62億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル) ・EBITDA(調整後):2.15~2.30億ドル(従来:2.90~3.10億ドル)(予想:3.03億ドル) 【企業概要】 太陽光発電で電力を収集・管理する方法を変更するDC最適化インバータシステムを世界に提供する。インバータ、電力オプティマイザー、クラウドベースの監視用通信デバイス等を扱い、包括的な安全機能・柔軟な設計・運用保守の向上を実現する。EV充電機能やリチウムイオン電池等にも製品を提供する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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