NY貴金属引け速報=金・銀が小反発、プラチナ系貴金属は総じて小幅続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   23/12  1993.5  +   6.0      プラチナ    24/ 1   930.6   +  0.2
         24/ 2  2013.9  +   6.1              24/ 4   936.7   -  0.1
    銀   23/12  2284.6  +   5.6      パラジウム   23/12  1110.60  - 3.60
        24/ 3  2318.4  +   5.7              24/ 3  1116.30  - 3.50
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 ニューヨーク金、銀は小反発。終値の前日比は金が5,0〜6.8ドル高、中心限月
の12月限が6.0ドル高、銀が5.6〜6.6セント高、中心限月の12月限は
5.6セント高。
 金12月限は小反発。時間外取引では、ドル安を受けて買い優勢となり、終盤に約9
ドル高で堅調に推移。日中取引では、米国の週間新規失業保険申請件数が事前予想を上
回り、米10年債利回りが低下、ドル軟調から小高い状態を維持ながら上げ幅を縮小し
た。イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区への本格進行が行われ、金の安全資産
としての買いは根強かったが、3日に10月の米雇用統計の発表を控え、利食い売りを
含めた手じまい売りも多く、小幅高にとどまった。
 銀12月限は小反発、時間外取引から買い優勢となり、2300セント台を回復して
推移。日中取引は金の上値の重さから戻り売りで上げ幅を縮小し、小高く引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが総じて小幅続落、パラジウムは続落。前日
比は、プラチナが1.3ドル安〜0.2ドル高、中心限月の1月限が0.2ドル高、パ
ラジウムが3.60〜3.40ドル安、中心限月の12月限は3.60ドル安。
 プラチナ1月限は小反発。時間外取引では、ドル安、金・銀の堅調推移にも、ここ数
日の急上昇で利食い売り先行もようとなり、終盤に6ドル超の下落で推移。日中取引で
は、押し目買いが入り、下値を切り上げ、プラスサイドを維持した。ただし他限月は小
安く引けた。
 パラジウム12月限は時間外取引から売り優勢。下げ幅を縮小も終盤は小安く推移。
日中取引は戻り鈍く、ジリ安となった。
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