前週は1980〜2020ドルのレンジで売買が交錯する展開になった。中東情勢は 引き続き緊迫化しており、安全資産としての買いが下値を支えている。ただし、戦闘激 化が報告されているものの2000ドル台から更に買い上げることは見送られている。 米連邦公開市場委員会(FOMC)と雇用統計を受けて米金利低下・ドル安が進行した ことはポジティブだが、金相場を大きく押し上げるには至らなかった。ボックス内での 上昇圧力に留まっている。 今週も底固い展開が続こう。中東情勢は依然として先行き不透明感が強く、下値サポ ート要因として機能しよう。ただし、イスラエルのガザ地区に対する地上軍投入が本格 化すると、軍事衝突はピークを脱したとの評価から利食い売りが膨らむ可能性がある。 一方、米利上げ終了観測が強化される中、いずれにしても押し目買い優勢の地合が崩れ ることはないだろう。ここから米長短金利が急低下する見通しにはないが、金融政策要 因でも下値はサポートされやすい。2000ドル台定着から一段高が打診されよう。 予想レンジは1980〜2030ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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