[11月6日からの展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 先限つなぎ足 10月30日〜11月2日
<国内> 始 値 高 値 安 値 帳入値 前週比
RSS先限 270.0 270.0(30) 268.0(1) 268.0 - 2.0
24年4月限 257.2 260.0(1) 253.3(30) 258.6 - 0.2
TSR20 217.0 220.0(1) 217.0(30) 220.0 - 2.0
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 150.42円 前週末比 0.27 円安
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【前週までのレビュー】10月中旬からの期近主導の急騰は、内部要因主導の値動きと
みて、目先、修正安場面になると予想した。
【手掛り材料難だがテクニカル面から売りか】
JPXゴムRSS3号の活発限月の4月限は、売りが優勢となっている。10月30
日に253.3円まで下落し、その後の戻りは260円付近までとなっており、現状は
253〜260円前後で弱もち合いとなっている。
10月中旬からの急騰を主導した2023年10月限が納会オチとなったあとは、売
り物がちの展開となっている。10月限の暴騰は、内部要因主導だったとみられ、11
月限がサヤ寄せする動きはみせていない。現状、手掛り材料難となっており、出来高も
減少している。ただ、上海ゴムの中心限月1月限、JPXゴムRSS3号の活発限月4
月限ともにチャート上の重要な支持線に迫っており、それらを割り込むと、売りが加速
しそうだ。10月の急騰に対する調整安場面は、まだ続く可能性がある。
【上海ゴムは1万4000元の攻防】
上海ゴムの中心限月1月限は、1万4000元手前まで軟化してきた。10月16日
に1万4920元まで上昇し、一代の高値を更新した。だが、同水準で上値が重くなる
と、10月20日には1万4375元まで軟化する場面があった。その後、1万475
5元まで戻したのち、再度売り込まれ、10月31日には1万4040元まで下落し
た。現状、節目の1万4000元は支持されているが、同水準を割り込むと、9月27
日の安値1万3760元を試しそうだ。同水準も下抜くようなら、節目の1万3500
元を目指すとみる。
【中国の景況感が悪化】
10月31日に中国国家統計局から発表された10月の製造業購買担当者景気指数
(PMI)は、49.5となった。市場予想の50.2、景況感の分かれ目とされる5
0をともに下回った。製造業PMIが50を割り込むのは、2カ月ぶりのこと。内訳の
中でもっとも注目される新規受注は49.5となり、前月の50.5から1ポイント悪
化している。また、同時に発表された10月の非製造業PMIは50.6となり、10
カ月連続で50を上回ったものの、前月51.7から1.1ポイント低下した。このと
ころの中国の経済指標をみると、底入感はみられるものの、まだ回復が始まったとは言
えないようだ。中国は、世界最大の天然ゴム消費国であり、同国の景気が本格的に上向
くまでは、ゴム相場がファンダメンタルズから買い進まれる可能性が低そうだ。
【東京ゴム活発限月の3月限のテクニカル要因】
ゴムRSS3号の活発限月の4月限は、修正安場面となっている。10月12日にこ
れまで抵抗となっていた240円前後をしっかり突破し、翌12日には上海ゴムの大幅
高を手掛かりに250.4円まで急騰し、9月28日に付けた一代の高値241.0円
を更新した。その後も期近主導で続騰なり、10月19日には276.6円まで水準を
引き上げた。ただ、期近の上昇が内部要因主導だったことなどから、10月23日には
253.3円まで大きく水準を引き下げた。10月26日に268.0円まで戻した
が、その後は253〜260円付近で弱持ち合いとなっている。
売りが先行すれば、10月23日と30日の安値253.3円がポイントになる。同
水準を割り込むと、19日の高値276.6円と26日の高値268.0円でダブルト
ップが形成され、節目の250円や240円を目指した下落局面になるとみる。
一方、再び地合いを引き締めると、節目の260円が最初の関門になる。10月30
日以降、同水準では戻り売り圧力が高まっている。260円台にしっかり乗せると、1
0月26日の高値268.0円が視野に入る。同水準も上抜くようなら、節目の270
円や10月19日に付けた一代の高値276.6円を意識した展開になりそうだ。
【今週の注目ポイント】
上海ゴムの動きに注目したい。中心限月の1月限は、節目の1万4000元に接近し
ている。同水準を割り込むと、売りが加速しそうだ。その場合は、JPXゴムRSS3
号に強い下押し圧力が掛かるとみる。
【相場予想レンジ】
11月6〜10日のゴムRSS3号4月限の中心レンジ予想は240〜270円。テ
クニカルの支持線は253.3円(10月23日と30日の安値)、抵抗線は268.
0円(10月26日高値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
6日 金融政策決定会合議事要旨公表 9月21-22日分(日本銀行)
独製造業受注 2023年9月(経済技術省)
ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2023年10月確報(Markit)
ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2023年10月確報(Markit)
7日 全世帯家計調査・消費支出 2023年9月(総務省)
貿易収支 2023年10月(税関総署)
キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
独鉱工業生産指数 2023年9月(経済技術省)
ユーロ圏生産者物価指数 2023年9月(EUROSTAT)
米貿易収支 2023年9月(商務省)
8日 独消費者物価指数 2023年10月確報(連邦統計庁)
ユーロ圏小売売上高 2023年9月(EUROSTAT)
米卸売在庫 2023年9月確報値(商務省)
9日 国際収支(経常収支) 2023年9月(財務省)
中国消費者物価指数 2023年10月(国家統計局)
中国生産者物価指数 2023年10月(国家統計局)
米新規失業保険申請件数(労働省)
10日 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
英国内総生産 速報値 2023年7-9月期(国立統計局)
英貿易収支 2023年9月(国立統計局)
英鉱工業生産指数 2023年9月(国立統計局)
米消費者信頼感指数 2023年11月速報値(ミシガン大)
米財政収支 2023年10月(財務省)
MINKABU PRESS
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