日中取引開始後、原油の2024年3月限は下げ幅を縮小している。一時7万 6900円まで戻した。 先週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)の伸びが6月以来の低水準とな ったことから、来年前半にも米利下げが始まるとの観測がやや強まっている。先週末に かけて米債利回りは大きく低下した。米債務残高の急拡大により米利回りはかなり上昇 していたことから、来年にかけて増発を続ける米財務省は利回り低下に安堵したのでは ないか。 ただ、米利回り低下はドル安を後押しすることから、コモディティ価格の上昇を刺激 する。米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派からハト派寄りの舵取りに移行するな ら米国債の増発の手助けとなるが、コモディティ高によるインフレを誘発するリスクが ある。インフレ率が再び高まると、長期ゾーン以降の米利回りが上向く可能性が高い。 弱めの米経済指標が続くと、米金融当局は難しい舵取りを強いられそうだ。 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.61ドル高の81.12ドルで 推移。本日これまでのレンジは80.66〜81.18ドル。 原油3月限の予想レンジは7万6300円から7万7300円、ガソリン先限は7万 6500円から7万7500円、灯油先限は7万4500円から7万5500円。 MINKABU PRESS
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