プラチナ午前=プラチナは続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナは円高を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の下げ一服が下支えになった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが21円安〜2円高、プラチナミニが
27.0円安〜12.5円高、プラチナスポットが22円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが8389枚、プラチナミニが696枚、
プラチナスポットが3441枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは予想以下の米雇用統計が支援】
 プラチナは予想以下の米雇用統計が支援要因になった。12月の米連邦公開市場委員
会(FOMC)での金利据え置き見通しが強まった。ニューヨーク市場で大口投機家は
1万0826枚買い越し(同480枚売り越し)に転じた。買い戻しが手じまい売りを
上回った。ただ景気減速懸念が上値を抑える要因であり、高値での買いが見送られる
と、上値は限られそうだ。
 プラチナ先限は夜間取引で4365円まで下落した。ニューヨーク市場で戻りを売ら
れたことや円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル=149円台前半で円高が一服し
た。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下げ一服。朝方の931.65ドルから、ドル高を
受けて927ドル台まで下落したのち、金反発を受けて下げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは931.45ドル、パラジウムが1121.19ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが926.90ドル、パラジウムが
1106.13ドル。
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