貴金属は、金がまちまちで寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円安を受け、 まちまちまちの値動きとなろう。プラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク安を受け て軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は6.68ドル安の 1977.89ドル、銀が10セント安の2304セント、プラチナが22.60ドル 安の907.93ドル、パラジウムは21.99ドル安の1104.35ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=149.98/00円で、前営業日の 大引け時点から0.49円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9535円前後、銀は110.4円前後、プラチナは 4340円前後、パラジウムは5400円前後。 【NY金は米国債の利回り上昇が圧迫】 金はきのうの海外市場では、中東の紛争拡大が抑制されたことや米国債の利回り上昇 を受けて売り優勢となった。 金は中東の紛争拡大が抑制されたことや米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。パ レスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所からの退避が再開され、数十 人の外国籍保有者と負傷者がエジプト側に退避した。バイデン米大統領とイスラエルの ネタニヤフ首相が、電話会談を行い、人道目的でのパレスチナ自治区ガザ攻撃の一時停 止と人質解放の可能性について協議した。一方、米国債の利回りは前週に急低下した反 動で上昇した。今週は7日に3年債(480億ドル)、8日に10年債(400億ド ル)、9日に30年債(240億ドル)の入札を実施する。前日は1430億ドルの3 カ月物と6カ月物の財務省証券の入札を実施し、いずれも堅調な需要がみられた。 銀はきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となっ た。 【NYプラチナは米国債の利回り上昇で売られる】 プラチナ系貴金属(PGM)はきのうの海外市場で、米国債の利回り上昇や金軟調を 受けて売り優勢となった。 プラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫要因になった。中東の紛争拡大が抑制 されたことを受けて金に手じまい売りが出た。米国債の利回りは前週に急低下した反動 で上昇した。今週は大規模な国債入札がある。一方、10月のユーロ圏のHCOB総合 購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.5で、前月の47.2から低下した。新 型コロナウイルス規制が強化されていた2020年11月以降で最低となった。景気減 速懸念で需要が伸び悩むと、上値を抑えられるとみられる。 <今日の予定> ・全世帯家計調査・消費支出 2023年9月(総務省) ・貿易収支 2023年10月(税関総署) ・キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行) ・独鉱工業生産指数 2023年9月(経済技術省) ・ユーロ圏生産者物価指数 2023年9月(EUROSTAT) ・米貿易収支 2023年9月(商務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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