米株価指数先物(12月限)(NY時間08:44) ダウ先物 34092(-72.00 -0.21%) S&P500 4376.50(-7.75 -0.18%) ナスダック100先物 15235.75(+3.25 +0.02%) 米株価指数先物市場でダウ先物が軟調に推移している。前日は引けにかけてやや上昇し、かろうじてプラスで終了していたが、上値が次第に重くなっている雰囲気が続いていた。その流れが本日も出ているようだ。 市場は先週の上昇を維持できるかを見極めている。先週は今年最高の週で終えた。11月に入ってからの上昇は一旦調整領域に陥っていた10月の低迷とは正反対。市場は先週のFOMCを経て楽観的になったようだ。 市場の一部にはFRBの早期利下げ期待まで台頭していたが、前日のFOMC委員の発言はインフレに対してなお警戒感を滲ませおり、市場も一旦冷静に見極めようとしているようだ。 ただ、以前のように下押す気配もなさそうで、一部からは、「今後数日間は、債券と株式の動きを市場が消化する中で、投資家は次の大きな材料を待つ退屈だが不安定な展開になりそうだ」といった声も聞かれる。次の注目材料としては、来週の米消費者物価指数(CPI)、米中首脳会談、17日の米つなぎ予算の期限切れ、そして、8-10月期決算の発表などが挙げられている。 また、悲観的な見方も依然として根強い、米大手銀のストラテジストは「先週は米国株にとって今年最高の1週間となったが、金利高止まりと成長鈍化が再び焦点となるにつれて、株式は近いうちに魅力が薄れるだろう」と述べていた。 (NY時間08:54) 時間外 アップル<AAPL> 178.74(-0.49 -0.27%) マイクロソフト<MSFT> 358.80(+2.27 +0.64%) アマゾン<AMZN> 140.65(+0.91 +0.65%) アルファベット<GOOG> 131.84(+0.39 +0.30%) テスラ<TSLA> 218.75(-0.52 -0.24%) メタ・プラットフォームズ<META> 316.10(+0.30 +0.09%) AMD<AMD> 111.57(-0.18 -0.16%) エヌビディア<NVDA> 456.03(-1.48 -0.32%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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