(NY時間10:01) ウーバー<UBER> 48.51(+0.37 +0.77%) 配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高は予想を下回ったものの、ブッキングは予想を上回った。モビリティ、デリバリーとも好調だった。また、第4四半期の見通しでもブッキングは予想を上回っていおり、ホリデーシーズンは好調を見込んでいる。コスロシャヒCEOは声明で「今年最大の書き入れ時を迎え、中核事業はかつてないほど好調だ」と述べた。 ただ、株価は売買が交錯している。2四半期連続で黒字を計上し、ライドシェアやデリバリーの需要が増加したものの、売上高の伸び鈍化を明らかにした。過去10四半期で最も遅い成長ペースとなっている。 同社は前四半期にアルファベット<GOOG>のウェイモと提携し、フェニックスから自律走行車のライドヘイリングを開始するなど、新たなサービスを提供。モビリティ(ライドシェア)事業の総予約件数は31%急増した。 (7-9月・第3四半期) ・1株利益:0.10ドル(予想:0.21ドル) ・売上高:92.9億ドル(予想:95.3億ドル) ・ブッキング:352.8億ドル(予想:344.8億ドル) モビリティ:179.0億ドル(予想:173.9億ドル) デリバリー:160.9億ドル(予想:158.3億ドル) 積載:12.8億ドル(予想:13.0億ドル) ・EBITDA(調整後):10.9億ドル(予想:10.2億ドル) ・月間プラットホーム・カスタマー:1.42億人(予想:1.44億人) (10-12月・第4四半期見通し) ・ブッキング:365~375億ドル(予想:363.4億ドル) ・EBITDA(調整後):11.8~12.4億ドル(予想:11.5億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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