ゴム市況＝ＲＳＳ３号は総じて続伸、上海ゴムがプラスサイドに切り返す

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
    　             ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
　  2023/11　　  　 2024/04　   　 2024/10        2023/11     　2024/11
　279.6  + 9.8    258.8  + 0.9   268.0   0.0    218.0   0.0   220.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　１月限  　14,145　　 + 5　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間安やＮＹ原油の急反落など
を背景に、売りが先行する展開となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがもみ合
いとなっていることから、下げ渋った。終盤になると、上海ゴムがプラスに転じたこと
から、買いが先行する限月が目立った。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず安〜９．８円高、活発限月の４月限は同
０．９円高の２５８．８円、期先１０月限は同変わらずの２６８．０円、総出来高は
７０４枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同変わらず。
【４月限はレンジ相場が継続】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて堅調に推移した。活発限月の４月限は、終盤
に地合いを引き締めて、２５９．８円まで上昇したものの、節目の２６０円台の乗せて
引けることは出来なかった。前日の取引では、一時２６２．２円まで上昇したが、同水
準では戻り売り圧力が強く、２６０円を割り込んでの引けたとなっている。上攻めした
場合のポイントは、２６０円台で引けることができるか否かとなってきた。
　一方、下攻めした場合は、１０月２３日や３０日の安値がある２５３．３円を意識さ
れる。現状、レンジとしては２５３．３〜２６０円前後となっており、終値ベースでど
ちらの水準を突破するのか注目したい。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は買いが先行してり、０．５
〜１．６セント高。

　上海ゴムは総じて小幅高。中心限月の１月限は、夜間取引では売りが優勢となり、
９５元安の１万４０４５元で夜間取引を終えた。だが、日中取引に入ると、序盤から中
盤にかけて下げ渋りをみせると、終盤は買いが先行し、プラスサイドに振れた。

MINKABU PRESS

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