海外市況サマリー(8日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,957.8  -15.7    シカゴ大豆   2024/ 3  1,365.75  + 3.75
NY銀   2023/12 2,272.8  +13.9    シカゴコーン  2023/12    476.00  + 7.50
NYプラ  2024/ 1   871.5  -26.5    NY原油   2023/12     75.33  - 2.04
NYパラ   2023/12 1,060.40 -2.40    ドル・円              150.99  + 0.60
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は151円台に上昇
 NY為替市場はドル買いが優勢となる中で、ドル円は再び151円台を試す動きが出
ている。今週に入ってFOMC委員の発言がいくつか伝わっているが、先週のFOMC
後に市場がイメージしたよりは若干タカ派な印象もあり、それがドル買いに繋がってい
るようだ。
 米地区連銀総裁などのFOMC委員は追加利上げの可能性をしっかりと温存し、市場
の利下げ期待については完全に否定している。ただ、短期金融市場では来年の第2四半
期以降の利下げ開始の可能性を織り込んでいる状況ではある。

◎NY貴金属=総じて続落、金はテクニカル要因の売りが圧迫
 ニューヨーク金は続落、銀は反発。
 金12月限は続落。時間外取引では、米国債の利回り上昇やドル高を受けて売り優勢
となった。日中取引では、ドル安となったが、中東の紛争拡大が抑制されていることな
どを背景に手じまい売りが出ると、テクニカル要因の売りを巻き込んで軟調となった。
その後は原油安も圧迫要因となって下げ幅を拡大した。
 銀12月限は日中取引のドル安を受けて押し目を買われて堅調となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となっ
た。日中取引では、金軟調につれ安となった。
 パラジウム12月限は時間外取引でドル高を受けて一代安値を更新したが、日中取引
ではドル高一服を受けて下げ一服となった。

◎LME=アルミ・銅は小幅続落、欧州経済の不安・ドル高から売り優勢
 アルミ3カ月物は小幅続落。この日は限られたレンジ内での取引となった。序盤は
2279ドルに達する動きが見られたが、高値を離れた後は欧州経済の先行き不安から
次第に軟化。米国の時間を迎えた後はドル高の動きが上値抑制要因となるなか2262
〜2272ドルのレンジ内での高下にとどまり、この日の安値圏で終了した。
 銅3カ月物は小幅続落。8187ドルで取引を開始した後、アジアの時間帯を終える
までは8180ドルを下値支持線とするもちあいとなり、この中で8234.50ドル
の高値を付けた。欧州の時間帯を迎えると欧州経済に対しての先行き不安から軟化に転
じながらも、しばらく8180ドルを巡る攻防が続いていたが終盤にはこの水準を割り
込んだことで手仕舞い急ぎの売りが膨らんで一段安となり、8101ドルまで軟化。ド
ル買いの動きが重石となったことで安値を離れた後の戻りも限られ、軟調に引けた。

◎NY原油=続落、来年の景気悪化や需要下振れリスクが重し
 ニューヨーク原油は続落。
 来年以降の世界的な景気悪化や需要下振れを先取りした売りが続いた。7−9月期に
国内総生産(GDP)が縮小したユーロ圏は年内にもリセッション入りするとみられて
いるほか、来年にかけて米国や中国など石油の消費大国も減速していくリスクが意識さ
れている。9月のユーロ圏小売売上高は前年比2.9%減となり、12ヶ月連続の前年
割れとなった。主要国のインフレ率は抑制される傾向にあるが、金融引き締めで消費が
圧迫されている。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは続落。原油安が重しとなった。

◎シカゴ大豆・コーン=総じて反発、ブラジル産地の降雨不足から
 大豆は期近〜期中が反発、他は続落。
 ブラジル産地で南部で降雨過剰、北部で降雨不足となっていることを受け、同国の生
育不安が高まるなか買い優勢で運ばれた。また、米農務省(USDA)が中国向けの大
口成約を発表したことも強気材料視されたが、USDA月例需給報告の発表を控えてい
ることで玉整理基調が強まり、上げ幅を縮小して終えた。

 コーンは総じて反発。
 USDAの月例需給報告を控えて玉整理基調が強まるなか、ブラジルの天候不良に対
する警戒感や、小麦、大豆高を受けて買い優勢となった。メキシコ向けの大口成約が発
表されたことも買いを支援する要因となった。

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