アジア株 上海株はプラス転換、デフレ逆戻りも想定内 今年も「独身の日」消費は期待できなそう 東京時間11:04現在 香港ハンセン指数 17546.20(-22.26 -0.13%) 中国上海総合指数 3062.34(+9.97 +0.33%) 台湾加権指数 16756.59(+15.76 +0.09%) 韓国総合株価指数 2429.42(+7.80 +0.32%) 豪ASX200指数 7038.10(+42.66 +0.61%) アジア株はまちまち、新規材料に乏しく方向感に欠ける。 中国10月の消費者物価指数は前年比-0.2%とデフレに逆戻りした。生産者物価指数は-2.6%と13カ月連続でのマイナスとなった。ただ、予想とほぼ一致したほか、結果は想定内との見方から発表後はむしろ上海株はプラスに転じている。香港株も一時プラスを回復する場面が見られた。 中国消費者物価指数は主に豚肉を中心とした食料品価格の下落が影響し、3カ月ぶりにマイナスに転じた。長引く不動産不況などで消費者心理は悪化したまま。今週末の11日の「独身の日」に向けたセールが先月半ばから始まっているが、調査によると、およそ70%の消費者が今年は支出を減らすと回答している。食料品など生活必需品の購入を増やす一方で、高級品の購入は減らすもよう。昨年の「独身の日」は大手通販サイトが異例の公表見送りとした。今年も昨年同様に期待できない結果となりそうだ。 香港市場ではシャオミやネットイースなどハイテク関連の一角が上昇。上海市場でもハイテク関連が上昇している。
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