プラチナ午前=プラチナは続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことや円安が
下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが80〜71円安、プラチナミニが
90.0〜74.0円安、プラチナスポットが51円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが1万1524枚、プラチナミニが
1108枚、プラチナスポットが4789枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金軟調につれ安】
 プラチナは金軟調につれ安となった。中東の紛争拡大が抑制され、金に手じまい売り
が出た。ユーロ圏の小売売上高が減少し、需要減少に対する懸念が出ていることも下げ
要因である。9月のユーロ圏の小売売上高は、前月比で0.3%、前年比で2.9%そ
れぞれ減少した。
 プラチナ先限は夜間取引で4188円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=151円台前半で円安が一服したのち、円安を再開した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の870.45ドルから、金堅調につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは875.71ドル、パラジウムが1047.35ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが890.40ドル、パラジウムが
1030.14ドル。
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