アジア株 まちまち、上海株は小反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:13現在
香港ハンセン指数   17511.29(-57.17 -0.33%)
中国上海総合指数  3053.28(+0.91 +0.03%)
台湾加権指数     16745.65(+4.82 +0.03%)
韓国総合株価指数  2427.08(+5.46 +0.23%)
豪ASX200指数    7014.90(+19.45 +0.28%)
インドSENSEX30種  64836.26(-139.35 -0.21%)

 9日のアジア株は、まちまち。手掛かり材料に乏しい中、底堅い推移を見せる市場が多くみられた。中国の10月の消費者物価指数や生産者物価指数はいずれもマイナスになるなど、さえない結果となったが、おおむね市場予想の範囲以内だったこともあり、上海株への影響は限定的となった。
   
 上海総合指数は小反発。銀行大手の中国工商銀行、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、保険大手の中国平安保険、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、酒造会社の貴州茅臺酒が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。領展房地産投資信託基金(リンクリート)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、資源・鉱山会社のBHPグループが買われる一方で、会計システム会社のゼロ、銀行大手のウエストパック銀行が売られた。

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