海外市況サマリー(9日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,969.8  +12.0    シカゴ大豆   2024/ 1  1,343.50  -22.25
NY銀   2023/12 2,290.5  +17.7    シカゴコーン  2023/12    468.00  - 8.00
NYプラ  2024/ 1   862.8  - 8.7    NY原油   2023/12     75.74  + 0.41
NYパラ   2023/12 1,009.10 -51.30   ドル・円               151.30 + 0.33
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=151.30円台まで上昇
 東京時間の午後に1ドル=151円台乗せとなった後、一時150.70円台まで反
落。大台乗せで介入警戒感や、輸出企業の円買い観測もあったが、米債利回りの上昇
で、再び151円台に乗せた。終盤に151.30円台まで上昇。この日も植田日銀総
裁が粘り強く緩和継続姿勢を繰り返しており、円売りにつながった面も指摘された。

◎NY貴金属=金が反発、ドル高一服で買い戻される
 ニューヨーク金は反発、銀は続伸。
 金12月限は反発。時間外取引では、買い戻される場面も見られたが、ドル高を受け
て戻りを売られた。欧州時間に入ると、手じまい売りなどが出て軟調となった。日中取
引では、ドル高一服を受けて買い戻されて堅調となった。ただパウエル米連邦準備理事
会(FRB)議長の利上げ発言を受けて上げ一服となった。
 銀12月限はドル高一服や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間
に入ると、手じまい売りなどが出て下げ幅を拡大した。日中取引では、ドル高一服が下
支えになったが、株安を受けて戻りを売られた。
 パラジウム12月限は株安を受けて戻りを売られ、一代安値を更新した。

◎LME=アルミはドル堅調が警戒され続落、銅はテクニカル面から小反発
 アルミ3カ月物は続落。2261.50ドルで小安く寄り付いた後、プラスサイドに
浮上する場面があった。しかし、2266ドルで戻りを抑えられ、前日の高値2279
ドルに届かず、上値の重い展開となった。欧州株が堅調に推移したことは支援材料なが
ら、ドルが堅調に推移し、ドルの先高感が警戒され、売り優勢となり、今月3日以来の
安値となる2233ドルまで下落する場面があったが、銅が堅調に推移したことから下
値を切り上げ、小幅安で引けた。
 銅3カ月物は小反発。8116ドルで安寄りし、8100ドル割れとなると、手じま
い売りもあり、先月27日以来の安値となる8073ドルまで下げ幅を拡大した。25
日移動平均線が通る8058ドル水準が支持線となり、テクニカル面から支援され、下
値を切り上げた。
 この日は中国の10月の物価指数が発表された。消費者物価、生産者物価指数とも前
年比マイナスとなり、物価の高騰が沈静化していることが示され、中国の消費にとって
追い風となったことは銅市況にとって追い風となったもよう。ただし8165.50ド
ルで戻りを抑えられ、8200ドル台を目指す上伸力はなく、上げ幅を削り、かろうじ
てプラスサイドを維持した。

◎NY原油=反発も高値から押し戻される、FRB議長の発言が重し
 ニューヨーク原油は反発。
 今週にかけての急落を背景に反動高となった。ただ、来年以降の米景気見通しが不透
明であると認識されているなかで、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が
「適切な場合の追加利上げを躊躇せず」、「2%インフレ達成へのスタンスに到達した
と確信を得ず」などと述べ、タカ派寄りだったことが重しとなった。高値から押し戻さ
れて引けている。
 改質ガソリンは反発。ヒーティングオイルの期近は続落。原油相場が高値から失速し
て引けたことから、石油製品の売り買いは交錯した。

◎シカゴ大豆・コーン=総じて下落、需給報告で生産量の引き上げが弱材料視
 大豆は期近から大幅下落。
 米農務省(USDA)の月例需給報告で生産量見通しが引き上げられたことが弱材料
となった。これまで中国向け需要を手掛かりにして上昇していたため、その反動から下
げ幅が大きくなった。

 コーンは総じて反落。
 USDAは月例需給報告の中でコーン生産量予測を上方修正したが、これが重石とな
った。ただ、コーンはイールド(単収)引き上げが事前から予想され、これに上値を抑
制されていたため、大豆に比べ生産量の引き上げのインパクトは限られた。

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