ゴム午前=2番限中心に上伸、上海ゴムは上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、2番限中心に上伸。寄り付きでは、上海夜間高や円安を背景に、
水準を引き上げた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上げ幅を縮小したことから、
今日の高値圏から放れる限月が目立ったが、2番限、3番限は高値圏で推移している。
TSR20は出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比1.4〜5.9円高。活発限月の期
中4月限は同1.3円高の263.8円、期先10月限は出来ず、推定出来高は860
枚(前日夜間取引含む)。

【期近の上昇が目立つ】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、2番限や3番限の上昇を受けて、買いが先行し
ている。当限の11月限は出来ていないが、昨日までの3営業日で24.2円も上昇し
ている。先月と同様に期近の上昇が目立ってきた。
 ただ、11月限の取組高には、ほとんど変化は見られない。出来高も膨れてはいな
い。また、産地価格をみても、大きな変化はない、このため内部要因主導で上昇してい
る可能性がありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は2月限と4月限が約定し、1.2セント高と変わ
らず。TSR20は小じっかり推移し、0.1〜0.9セント高。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年1月限は、前営業日
比135高の1万4285元となっている。

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