【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の小動きを受け、もみ合いとなっ た。パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが52〜31円安、プラチナミニが 52.5〜28.0円安、プラチナスポットが34円安、パラジウムが出来ず。 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8328枚、プラチナミニが692枚、 プラチナスポットが2911枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナは株安や米FRB議長の利上げ発言が圧迫】 プラチナは株安やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の利上げ発言が圧迫要因 になった。米FRB議長は、適切なら一段の政策引き締めを躊躇しないと述べた。また 30年国債入札の低調な結果を受けて国債利回りが上昇した。10月の中国の消費者物 価指数や生産者物価指数が低下し、中国経済の先行き懸念が残ることも圧迫要因であ る。 プラチナ先限は夜間取引で4147円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな った。円相場は1ドル=151円台前半で円安に振れた。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の861.24ドルから、金堅調に つれ高となる場面も見られたが、上げ一服となった。 午前11時現在、プラチナは861.70ドル、パラジウムが997.70ドルで推 移。前営業日の大引け時点はプラチナが874.34ドル、パラジウムが 1047.37ドル。 MINKABU PRESS
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