−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/11 1,328.00 1,335.00 1,325.25 1,333.50 + 5.75 2024/01 1,345.75 1,349.75 1,337.00 1,347.50 + 4.00 2024/03 1,359.75 1,362.75 1,351.00 1,360.75 + 3.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 163,318 320,371 723,457 (-1,229) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(11月16日−11月20日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近中が反発。終値の前営業日比は3.00セント安〜5.75セント高。中 心限月の1月限は4.00セント高の1347.50セント。 米農務省(USDA)の月例需給報告での米生産量予測が消化されたことで反動か ら買い戻す動きが見られた。前日9日には中国向けの100万トンを超える大口成約が 発表されながらも月例需給報告のインパクトから材料視されていなかったが、この日は この大量の成約が改めて材料視されたようだ。 シカゴ大豆3月限は1345.75セントで取引を開始した後は1343セントを上値 抵抗線とするもちあいとなっていたが、シカゴの時間帯を迎えると値位置を切り上げる 足取りに転じ終盤に1349.75セントの高値に到達。高値を離れた後も1347セ ントを割り込むと買い戻される底堅い足取りとなり、高もみのまま取引を終了。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> まとまった雨量を伴う降雨の再発生により洪水のリスクが高まると同時に収穫中の小 麦やコーン及び大豆の作付遅れが警戒される。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 乾燥状態が進んでいる。時おりの雨も雨量は平年を下回っているうえ、気温が上昇し ていることで乾燥が進み、大豆作付がさらに遅延する恐れがある。一部では乾燥の影響 で再作付が必要となっている。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 10日から週末にかけて降雨となるほか、13日の週も引き続き降雨が見込まれる。 コーン及び大豆の生育に適した天気が続いている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 10日から週末にかけて降雨となるほか、13日の週も引き続き降雨が見込まれる。 コーン及び大豆の生育に適した天気が続いている。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 米プレーンズ中部および南部では降雨が発生したが、来週も引き続き慈雨が予想さ れる。13日の週は気温が平年を大幅に上回る見通しとなるため降雨が必要となるが、 週を通して雨に恵まれるほか、週末にかけてはより広い範囲での降雨が見込まれる。 大豆製品は、大豆油は大豆に追随高となった。一方の大豆粕は大豆油とのストラドル に絡んだと見られる売りが入り軟調となり、大豆粕期近12月限は0.50ドル安の4 49.40ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部産地は降雨が続き洪水および冠水が警戒される。 ・ブラジル北部産地では乾燥状態が続き大豆の作付遅れリスクが高まる。 ・アルゼンチン産地では概ね生育に適した天気が続く。 MINKABU PRESS
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