プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことが下支え
になった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが51〜40円安、プラチナミニが
76.0円安〜変わらず、プラチナスポットが33円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万3880枚、プラチナミニが966
枚、プラチナスポットが7540枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高などが圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米金融当局者のタカ派発言やインフ
レ懸念を受けてドル高に振れた。11月の米ミシガン消費者信頼感指数速報値が4カ月
連続で低下し、景気減速が懸念されることも下げ要因になった。
 プラチナ先限は夜間取引で4083円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=151円台半ばで円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の847.66ドルから、金の戻り
を売られたことにつれ安となったが、押し目は買われた。
 午前11時現在、プラチナは850.77ドル、パラジウムが969.39ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが859.49ドル、パラジウムが974.00
ドル。
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