(NY時間14:59) ホーム・デポ<HD> 287.99(-3.61 -1.24%) ダウ採用銘柄のホーム・デポ<HD>が軟調。同社は明日8-10月期(第3四半期)の決算を控えているが、住宅ローン金利上昇、住宅販売の不振、個人消費の変化などが重しとなり、既存店売上高は4四半期連続の減収が見込まれている。 2020年から2022年にかけて同社は、リフォームに取り組む消費者からの恩恵を受けた。また、歴史的に低かった住宅ローン金利も住宅購入を後押した。しかし、現在は住宅ローン金利が過去20年間で最も高い水準で推移し、住宅販売も急減。環境が逆転している。通期についても既存店売上高は減収が見込まれている状況。 類似企業のトラクター・サプライ<TSCO>の決算が弱い内容となり、ホームセンターの需要に引き続き圧力が示されていることもネガティブな見方を証明している。 ただ、予想自体がすでに下方修正されており、株価も8月以降上値の重い展開が見られていることから反応は未知数。 (8-10月期・第3四半期見通し) ・既存店売上高:-3.3% 米国:-3.7 ・1株利益(調整後):3.76ドル ・売上高:377億ドル ・来店客数:-1.3% ・平均客単価:-0.5% ・商品在庫:249.2億ドル (通期見通し) ・既存店売上高:-3.0% ・1株利益:15.13ドル (予想はブルームバーグ) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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