(NY時間09:40) ホーム・デポ<HD> 302.32(+14.25 +4.94%) ホーム・デポ<HD>が上昇しており、ダウ平均をサポートしている。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高は四半期連続の減収となったものの予想ほどではなかった。そのほか、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、売上高および1株利益の予想レンジを縮小した。ホームセンター需要の減退が背景。 デッカーCEOは「第2四半期と同様、小規模なプロジェクトに対する顧客エンゲージメントは継続を予測していたが、特定の高額な裁量カテゴリーでプレッシャーを経験した」と述べた。 住宅ローン金利が過去20年間で最高水準に近く中で、住宅販売が急減し、消費が旅行や娯楽といったサービスに広くシフトしているため、売上高の伸びを維持することは困難だった。 ただ、警戒したほどの弱さでもなかったことから、株価は上昇の反応を見せている。 (8-10月・第3四半期) ・既存店売上高:-3.1%(予想:-3.3%) 米国:-3.5%(予想:-3.7%) ・1株利益(調整後):3.81ドル(予想:3.76ドル) ・売上高:377.1億ドル(予想:377.0億ドル) ・顧客単価:-0.3%(予想:-0.5%) ・商品在庫:228.1億ドル(予想:249.2億ドル) ・取引件数:-2.4%(予想:-1.3%) (通期見通し) ・既存店売上高:-3~-4%(従来:-2~-5%)(予想:-3%) ・売上高:-3~-4%(従来:-2~-5%) ・営業利益率:14.1~14.2%(従来:14.0~14.3%)(予想:14.2%) ・1株利益:-9~-11%(従来:-7~-13%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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