再送:プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナニューヨーク高を受けて
買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調と円高一服を受け、もみ合い
となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが47〜63円高、プラチナミニが
45.0〜75.5円高、プラチナスポットが83円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8014枚、プラチナミニが793枚、
プラチナスポットが1900枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは予想以下の米CPIが支援】
 プラチナは予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になった。米連邦準備
理事会(FRB)の利上げ停止見通しを受けて株高に振れた。またジョンソン下院議長
(共和)が提示したつなぎ予算案に民主党議員の支持が広がっており、米政府機関の閉
鎖が回避されれば景気の先行き懸念が後退することいなりそうだ。米下院は賛成
336、反対95の賛成多数で可決した。一方、上海プラチナの出来高が減少し、中国
勢は戻り場面での買いを見送った。
 プラチナ先限は夜間取引で4282円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=150円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の889.20ドルから、ドル安一服を
受けて軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは886.40ドル、パラジウムが1016.30ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが868.90ドル、パラジウムが
989.95ドル。
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