貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢 となろう。プラチナ系貴金属(PGM)は円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は17.34ドル高 の1981.40ドル、銀が26セント高の2371セント、プラチナが0.37ドル 安の895.63ドル、パラジウムは3.47ドル高の1036.67ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.70/72円で、前営業日の 大引け時点から0.65円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が9594円前後、銀は115.0円前後、プラチナは 4310円前後、パラジウムは4900円前後。 【NY金は米輸入物価指数の低下などが支援】 金はきのうの海外市場では、米輸入物価指数の低下などを受けて買い優勢となった。 金は米輸入物価指数の低下などが支援要因になった。10月の米輸入物価指数は前月 比0.8%低下と7カ月ぶりの大きさとなり、事前予想の0.3%低下も下回った。ま た米新規失業保険申請件数は1万3000件増の23万1000件と市場予想の22万 件を上回った。8月以来の高水準となり、労働市場を巡る状況が引き続き緩和している ことを示唆した。一方、11月の米フィラデルフィア地区連製造業業況指数はマイナス 5.9と10月のマイナス9.0から改善した。市場予想はマイナス9.0だった。米 連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、FRBはインフレ対応の過剰な実施と、過 少な実施のリスクの間で舵を取っていかなければならないとの考えを示した。 銀はきのうの海外市場では、ニューヨーク市場序盤のドル安や金堅調を受けて買い優 勢となった。 【NYプラチナは序盤のドル安が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、ニューヨーク市場序盤のドル安が支援要因になっ たが、株安に上値を抑えられた。 プラチナはニューヨーク市場序盤のドル安が支援要因になった。米輸入物価指数の低 下や米新規失業保険申請件数の増加を受けてドル安に振れた。ただ株安に上値を抑えら れた。慎重な見通しを示したネットワーク機器大手シスコシステムズや小売り大手ウォ ルマートが売られた。 <今日の予定> ・英小売売上高 2023年10月(国立統計局) ・ユーロ圏国際収支 2023年9月(ECB) ・ユーロ圏消費者物価指数 2023年10月確報(EUROSTAT) ・米住宅着工・許可件数 2023年10月(商務省) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS 東海林勇行
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