日中取引開始後、原油の2024年4月限は大幅安。ただ、7万1400円台まで下 げ幅をやや縮小している。 米景気悪化懸念が原油相場を押し下げている。世界経済の中心である米国経済が弱含 むと、リセッション入りが見えているユーロ圏や英国の景気はさらに圧迫されるだろ う。欧米各国の景気下振れは中国経済にも波及し、世界経済が悪化していく可能性が高 い。ファンダメンタルズが悪化しているというよりも、投資家心理が先行して悪化して いる段階であり、値動きは先走りしすぎている印象だが、需要悪化見通しは妥当だと思 われる。この心理状況に対して、主要産油国が先制的・積極的に動くかどうかが目先の 焦点だろう。 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.19ドル高の73.28ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは73.11〜73.35ドルで推移。 原油4月限の予想レンジは7万1000円から7万2000円、ガソリン先限は7万 8500円から7万9500円、灯油先限は7万7500円から7万8500円。 MINKABU PRESS
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