金・銀午前=続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金、銀は続伸。金はニューヨーク高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建
て現物相場の上昇を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となっ
た。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が48〜90円高、金ミニが30.0〜
54.0円高、ゴールドスポットが97円高、銀が1.2〜7.0円高。
 午前11時3分現在の出来高は、金が2万2929枚、金ミニが4363枚、ゴール
ドスポットが4352枚、銀が24枚。
【NY金は米輸入物価指数の低下などが支援】
 金は米輸入物価指数の低下などが支援要因になった。10月の米輸入物価指数は前月
比0.8%低下と7カ月ぶりの大きさとなり、事前予想の0.3%低下も下回った。ま
た米新規失業保険申請件数は1万3000件増の23万1000件と市場予想の22万
件を上回った。8月以来の高水準となり、労働市場を巡る状況が引き続き緩和している
ことを示唆した。一方、11月の米フィラデルフィア地区連製造業業況指数はマイナス
5.9と10月のマイナス9.0から改善した。市場予想はマイナス9.0だった。米
連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、FRBはインフレ対応の過剰な実施と、過
少な実施のリスクの間で舵を取っていかなければならないとの考えを示した。
 イスラエル軍がガザ南部に地上攻勢を掛ける可能性が高まっている。イラン革命防衛
隊の精鋭「コッズ部隊」のイスマイル・ガアニ司令官がハマス支援を表明しており、中
東でのイランの動きも確認したい。
 金先限は6日以来の高値9614円を付けた。ニューヨーク高が支援要因になった。
円相場は1ドル=150円台後半の円高に振れた。銀先限は115.3円まで上昇し
た。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米輸入物価指数の低下や米
新規失業保険申請件数の増加を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
1981.77ドルから、1985ドル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ
一服となった。
 午前11時現在、1983.28ドルで推移。銀は2379セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1964.06ドル、銀が2345セント。

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