日中取引開始後、原油の2024年4月限は大幅高。一時7万3510円まで上げ幅 を拡大したが、上昇は一服気味。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産報道には、来年の景気悪化見通しが背景に ありそうだ。世界最大の石油消費国である米国には景気減速の兆候があり、英国やユー ロ圏の経済はすでに縮小に向かっている。金融引き締めの効果が来年にかけて全面的に 現れる可能性が高く、悲観的になるのが妥当である。ウクライナに対する膨大な支援は 実を結ばず、主要国の債務が拡大しただけであり、特に米国の債務残高は危機的な水準 で、米大統領選を控えていることも不透明要因だ。積極的、先制的に行動するならば、 主要産油国は生産枠を再調整することになるのではないか。とりあえずはサウジの認識 を確認したい。 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.18ドル高の76.07ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは75.65〜76.16ドルで推移。 原油4月限の予想レンジは7万2800円から7万3800円、ガソリン先限は7万 8500円から7万9500円、灯油先限は7万7500円から7万8500円。 MINKABU PRESS
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