[今夜の視点]海外原油=続伸か、OPECプラスの閣僚会合を控えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.66ドル高の76.70ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは75.41〜76.75ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合を26日に
控えて、追加減産観測が高まっていることが買い戻しを後押ししそうだ。一部の産油国
の主張をサウジアラビアやロシアが受け入れるのか見定めなければならない。サウジア
ラビアなど各国の自主減産の行方にも注目しなければならず、売りは巻き戻されやすい
と思われる。最近の原油安に対する不満、パレスチナ情勢、来年の景気見通しなど、何
が背景となって減産が競技されるのかによって見通しが変わってきそうだ。
 なお、今週は23日(木)が米感謝祭である。24日(金)が閑散とする可能性が高
いことから、実質的に今週の取引は22日までだろう。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 生産者物価指数 2023年10月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】11/21 00:00 景気先行指数 2023年10月(カンファレンスボード)
【農産】11/21 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】11/21 06:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
【納会】--:-- WTI原油 2023年12月限(NYMEX)
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