●論点解説穀物、良好な輸出と南米天候リスクでも=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米農務省(USDA)はメキシコ向けに10万4000トンの大口輸出成約を報告し
ている。前週もメキシコと日本向けに大口輸出成約が報告されていたが、良好な需要環
境が下値を支えている。また、南米の天候リスクの蒸し返しもみられた。南米では降水
量が増えているが、土壌水分不足を十分に緩和できないとの見方もポジティブ。ただ
し、大豆相場の急伸に対してトウモロコシ相場の上昇圧力は限定されている。根強い需
給緩和評価が、トウモロコシの上昇を阻害している状況には変化がみられない。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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