シカゴコーン市況=小幅続伸、模様眺めながらドルの先安感が買いを支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2023/12    469.25      475.00      468.00      470.00      + 0.50
   2024/03    487.50      493.25      486.00      489.00      + 1.50
   2024/05    497.75      503.75      496.50      500.00      + 2.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       389,011        302,171        1,437,171 (-  3,591)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(11月26日−11月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並〜平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて小幅続伸。終値の前営業日比は出来高が薄い先限が変わらずだが、そ
れ以外は0.50セント〜3.00セント高。中心限月の12月限は0.50セント高
の470.00セント。
 独自の材料に乏しいなか概ね469〜471セントのレンジで高下する模様眺めとな
った。一時は大豆が大きく上昇したことに追随する場面が見られ、12月限は475セ
ントの高値に達する場面も見られたが、騰勢は一時的な動きにとどまった。
 12月限は469.25セントで取引を開始した後に浮上したものの、アジアから欧
州の時間帯にかけての時間外取引では概ね469〜471セントと限られたレンジ内で
高下。シカゴの時間帯にかけて地合いを引き締め、一時は475セントまで浮上したが
すぐに売り直され、プラスサイドは維持したものの、終盤は470.50セントを上値
抵抗線とするもちあいとなり、この水準のまま引けを迎えた。ドルの先安感も買いを支
援した。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 まとまった雨量を伴う降雨が22日、23日に発生するもよう。また、週末にもまと
まった雨量を伴う降雨が予想される。降雨が発生しなかったとしてもその期間は短期に
とどまり、大豆、コーンの生育には適さない状況が続くだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 まとまった雨量を伴う雨が降り始めており、これまでの高温乾燥の影響が改善に向か
っている。ただ、通常の土壌水分に回復するまでに1週間程度に渡って降雨が必要とな
っている。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 今週は21日から22日にかえkて寒冷前線が通過し、これに伴い散発的な降雨が発
生する見込み。その後は翌週まで降雨は発生しないだろう。乾燥状態は警戒されるが、
土壌水分は改善さレており、高温乾燥が長引かなければ良好な生育環境が続く見通し。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 生育初期段階で乾燥した天気に見舞われたが、この数週間の雨がちな天気により状況
は改善。今週は21、22日に降雨となり、その後、雨は止む見込みだが、高温乾燥が
長引かなければ生育環境に大きく影響することは無いだろう。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 この数日はプレーンズ中南部の東域を中心に散発的な降雨が発生。ただ、この雨は土
壌水分の乾燥が懸念される西部に達していない。23日に再び降雨が発生する見込み
で、同時に気温も低下し高地では降雪の可能性もある。南西部では今週後半から週末に
かけて降雨が発生する可能性がある。
 シカゴ小麦は反発。シカゴの時間帯中盤を迎えるまでは548セントを上値抵抗線と
する安もみとなっていたが、ドル安傾向が強まるなか、輸出回復期待が高まったことも
あって上値を追う足取りを展開。これまで軟化した後の反動もあって大きく買い戻さ
れ、中心限月の12月限は前日比11.50セント高の555.00セントで終了し
た。
今日の材料
・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では雨が降り止むも今後は
 雨がちな天気が続くリスクアリ。
・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では降雨が発生。乾燥状態にあった土壌水分
 の回復が期待される。
・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。