石油午前=堅調、OPECプラスの閣僚会合を26日に控えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。原油の中心限月は一時4ケタ高となった。明日のニューヨー
ク市場が感謝祭のため休場となることから模様眺めムードだが、26日の石油輸出国機
構(OPEC)プラスの閣僚会合を控えて買い戻しが継続している。時間外取引でニュ
ーヨーク原油はしっかり。円相場が1ドル=148円前半で推移し、今週にかけての円
高・ドル安が一巡したことも国内市場の支援要因。
 日中取引開始後、原油の2024年4月限は上げ幅を拡大。一時7万4330円まで
上昇し、夜間取引の高値を上抜いた。ただ、前日高値の7万4340円が抵抗となって
いる。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
700〜1040円高。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が869枚。
【イスラエルとハマスの合意が成立】
 米国やカタールの仲介のもと、イスラエルとハマスの停戦・人質交換協議が合意に至
った。ハマスが50人の人質を、イスラエルが150人のパレスチナ人の囚人を解放す
ることをイスラエル政府が承認するという。4日間の休戦も盛り込まれているもよう。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.10ドル高の77.87ドルで推移。
本日これまでのレンジは77.65〜77.97ドル。
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